私が「鼻炎薬」を手放せた理由 〜ビタミンDと免疫・脳の意外な関係〜

その他

2026.04.20

こんにちは、院長の清水です。
今回は、私自身が身をもって体験した「ある栄養素」の驚くべき効果についてのお話です。

私は長年、通年性のアレルギー性鼻炎に悩まされてきました。特に季節の変わり目にはいつも症状が悪化して、毎日抗ヒスタミン剤を飲み、くしゃみ・鼻水・鼻づまりと付き合うのが当たり前の生活でした。しかし、最近はあんなに手放せなかった薬を飲む日が、驚くほど少なくなっています。

その理由は、「ビタミンD」の血中濃度を整えたことにあります。

 

「30」という数字の境界線

血液検査でわかるビタミンDの指標(25-OHビタミンD)には、健康を左右する大きな境界線があります。それが 「30ng/mL」 という数字です。

 

• 以前の私:23ng/mL(不足状態)
• 現在の私:34ng/mL(充足状態)

 

実は、日本人の約8〜9割がビタミンD不足と言われています。「骨を丈夫にする」「免疫を整える」や「脳を守る」ためには、30以上の数値が必要であることが近年の研究で明らかになっています。

ビタミンDの効果で最も有名なものは、骨粗鬆症の改善です。カルシウムとの併用で骨折リスクを低減し、また筋力維持による転倒予防効果もあることが高いエビデンスで示されています。

 

ビタミンDは「免疫の司令塔」

ビタミンDはそれだけではなく、免疫のバランスを整える「司令塔」のような働きをします。
数値が34まで上がったことで、私の体の中では免疫の暴走(アレルギー反応)を抑えるブレーキ役がしっかりと働くようになり、鼻粘膜のバリア機能も強化されたと考えられます。

さらに、最新の医学研究では、ビタミンDを適切に維持することで、将来の認知症リスクを約20〜25%低減できるという強力なエビデンスも示されています。

 

骨のためだけでなく、一生の健康のために

ビタミンDは、日光浴や食事(魚やキノコ類)から摂取できますが、特に冬場や日照時間の限られる地域では、食事だけで「30」を超えるのは至難の業です。

私は天然型ビタミンDのサプリメントを毎日2カプセル(2000単位)飲むことで不足を解消できました。このサプリメントは誰でもネットで買うことができ、当院でも販売しています。

 

「たかがビタミン」と侮るなかれ

鼻炎に悩む方、将来の認知機能が気になる方、そしていつまでも元気に歩きたい方。まずはご自身の数値を一度チェックしてみませんか?

当院は皆さんが毎日を健やかに、笑顔で過ごせるよう、身近な相談相手としてサポートさせていただきます。どうぞお気軽にお越しください。

※ビタミンDの検査(25-OHビタミンD)は、骨粗鬆症の疑いがある場合のみ保険適用となります。

コラム執筆

更水医院院長 清水慎介

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