あれ、もしかして?と思ったら。画面を「見るだけ」のAI認知症検査「ミレボ」のご紹介

認知症

2026.06.10

日常生活の中で、「最近、物忘れが増えたかな?」「同じ話を何度もするようになったな」と、ご自身やご家族の変化にふと不安を感じることはありませんか?

 

「もしかして…」と思っても、「病院で認知症のテストを受けるのは気が進まない」「質問攻めにされて、うまく答えられなかったら恥ずかしい」と、受診をためらってしまう方は少なくありません。

実は、認知症の治療やケアにおいて最も大切なのは「早期発見」です。早く気づくことができれば、進行を緩やかにするための選択肢が増え、ご家族も心づもりを持ってこれからの生活の準備を進めることができます。

 

そこで当院では、患者さんが緊張することなく、もっと気軽に脳の健康状態をチェックできるよう、最新のAI技術を活用した認知機能評価プログラム「ミレボ(Mirevo)」を新たに導入しました。

 

ミレボ検査ってどんなもの?

これまでの一般的な認知症検査(HDS-RやMMSEなど)は、「今日は何年何月何日ですか?」「私が言う言葉を覚えて、後で言ってみてください」といった、言葉で答える「学校のテスト」のような形式が主流でした。そのため、「試されているようで不快だ」「うまく話せなくて焦ってしまう」と感じる患者さんも多くいらっしゃいました。

 

ミレボは、そうした「答える負担」をいっさい無くした検査です。

 

・検査の方法は、ただ画面をじっと「見るだけ」

タブレットの画面に映る映像を、指示に従って目で追うだけです。言葉を発して答える必要はありません。

 

・検査時間は、わずか3分

あっという間に終わるため、集中力が途切れたり、疲れてしまったりすることがありません。

 

・AIが「視線の動き」から脳の健康状態を分析

タブレットの内蔵カメラが、患者さんの「目線の動き(アイトラッキング)」を精密に捉えます。どこを、どういう順番で、どれくらいの時間見ているかという「視線の特徴」を、人間の目では気づけないレベルでAIが高度に分析します。

 

「不安」を「安心」に変えるために

ミレボは、患者さんに恥ずかしい思いをさせたり、傷つけたりするためのものではありません。むしろ、「まだ大丈夫」という安心感を得るため、あるいは「今からできる対策」を前向きに始めるためのサポーターです。

 

「ただの加齢による物忘れか、それとも病気のサインなのか」
それをはっきりさせることは、これからの穏やかな毎日を守る第一歩になります。

 

話す必要も、書く必要もない、ただ「見るだけ」の優しい検査です。

 

保険適用があります(ドックのオプションも可能)

ミレボは、厚生労働省から正式に承認された医療機器プログラムです。そのため、物忘れなどの症状があり、医師が必要と判断した場合には保険適用で検査を受けていただくことができます。

 

また、「症状というほどではないけれど、将来のために一度チェックしておきたい」「健康診断のついでに調べてみたい」という方のために、当院では人間ドックのオプション検査としてもミレボを選択していただける体制を整えています。

 

ご自身のことでも、ご家族のことでも、「最近ちょっと気になるな」ということがあれば、どうぞお気軽に。まずは診察の際に「ミレボを受けてみたい」と、スタッフにお声がけください。

コラム執筆

更水医院院長 清水慎介

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